いまも、一族で経営されている宿に泊まると、マリアさんに会えるということだったので、訪ねたいと思っていましたが、、、残念です!あの歌声で、一家はナチスから逃れて、アメリカへ亡命。あの歌声は、一家の命を救い、運命をかえた歌だった、、、。『サウンド・オブ・ミュージック』の映画じたいも、素晴らしいものですが、そのベースとなった実話のほうにも、近年、ドキュメンタリーが制作されていて、歌いながら、全米ツアーにまわりながら生計をたてる家族の数奇な運命や、激動の時代がとらえられていました。そこには、元気な頃の、マリアさんが登場しています。映画のなかの、一番元気な女の子。キュートな少女そのままの、笑顔のマリアさんは、映像に残り、忘れられない映画とともに、私たちの記憶に残っています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー マリア・フランツィスカ・フォン・トラップさん(映画「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルのトラップ家次女)オーストリアのメディアによると、18日、米バーモント州の自宅で死去、99歳。 1914年、現在のオーストリア中部ツェルアムゼー生まれ。38年、オーストリアを併合したナチスを逃れて米国に渡り、家族合唱団として活躍。きょうだい7人のうち、最後の存命者だった。一家の話はミュージカルに取り上げられ、「エーデルワイス」や「ドレミの歌」はスタンダード曲として定着。65年に映画化され、大ヒットした。(2014/02/22-22:53)