映画『一分間だけ』2014年公開大阪アジアン映画祭『一分間だけ』ワールドプレミア!『一分間だけ』舞台挨拶レポート春の嵐が列島を吹き荒れた日、大阪は比較的穏やかな雨模様だったが、『一分間だけ』を待つ観客は、早くから会場であるABCホール前に列を作っていた。『KANO』をはじめ、台湾映画が9本公開される「台湾電影ルネッサンス2014」を記念して行われた「台湾ナイト」には監督やキャストが揃って登壇、『一分間だけ』の吉田正大プロデューサー、ガン・リー(李崗)プロデューサー、チェン・フイリン(陳慧翎)監督、メインキャストのピーター・ホー(何潤東)、チャン・チュンニン(張鈞甯)、池端レイナが参加した。引き続き『一分間だけ』のチームが残り、舞台挨拶となった。最初に吉⽥正⼤プロデューサーが「この映画は日台合作ですが、全く違う国で一緒に作ったという感じがしません。昔から知っている同じ国の人達と映画製作に臨んだというイメージです」と語った。台湾サイドのプロデューサーガン・リーは、「僕の兄のアン・リーは虎の映画を作りましたが、私は犬の映画を作りました」とジョークで笑わせた後、原田マハの原作に惚れ込み、版権取得に関して吉⽥正⼤が力を貸してくれて製作が実現した敬意を話した。チェン・フイリン監督は「命の大切さ、愛の大切さ、いまこの時間を大切にしようという思いを得ることができましたので、この映画を完成させることでここにいる人達と友情を深めることができました」としみじみ語った。短い髪をしきりに気にして頭に手をやるピーターは、日本でも沢山の映画出演をしていることを司会者から振られ「僕は沢山出ていますが、全部悪役なんですよ」と。するとすかさずてチャン・チュンニンが「私はこの間も共演した作品でピーターから暴力を受ける役でしたが、この映画ではちょっと復讐しています。キャリアウーマンで自分勝手な私が彼をいじめてます」と気になる発言が飛び出した。また、撮影中に「犬が私とピーターのベッドに上がってくるシーンでは、必ず犬がピーターの大事な所を踏んでしまうんですよ。だから私は自分の足でガードしてあげました」とチャン・チュンニンが暴露すると「何家の子孫に変わってお礼を言います」とピーターが言い、会場は大爆笑だった。最後に池端レイナが「今回初めてこの様な作品で皆さんとご一緒できてうれしく思います」と日本語と中国語で言うと、ほかの4人が大絶賛。続いてもピーターが通訳さんに訳すのをストップさせて、全て一人で二カ国語で喋り、短期間で習得したとき思えないりゅうちょうさは場内を感心させた。そして上映後に予定されていない再度のスタッフ・キャストの登壇に観客も大喜び。代表してピーターが「僕は小さい頃から親に男なのだから血を流しても涙は流すな、と言われて育ってきましたが、この映画を見て三回も泣いてしまいました」とコメントした。