『るろうに剣心』クランクアップ時の、大友監督と佐藤健のツーショット写真がすごくいい!もちろん、完成披露の晴れやかな場面もいいけれど、わたしは撮影現場の写真、ことにクランクアップ時の写真が大好きなんです。この写真なんて、すごくよくないですか?半年もの長い間、共に闘ってきた監督と俳優の、共感や葛藤さまざまなものが迫ってくるような、、、いい瞬間です!撮影を終えたばかりの役者さんの、着衣の乱れ具合、頭髪の乱れ具合も、男女問わず、色気が醸(かも)し出されて、とてもいいですねー。わたしは男の人の髪は、ぐしゃぐしゃなほうが絶対にセクシーでいいと思っています。最近よく信号待ちの横断歩道前で、ポケットから小さなクシを出してヘアスタイルを整える男の人をみかけますが。まあ、TPOの応じた身だしなみは別として、たいていの場合、おやめになったほうがよろしいのでは?と、止めたくなっちゃいますねー。どうしてかいいますと、そういう方にかぎって、自信たっぷりにイケメンだと思ってるのはご本人だけで、たいしてかっこよくなかったりするからです。そんなんだったら、髪をとかす前の、ちょっと乱れた前髪が顔にかかってる方が、ずっとよかったりする。前髪の間から、男の人特有の切れ長の目が見えて、五割増しでイケメンに見えますね。そしてコームよりも、手櫛で整えるしぐさのほうが素敵です。佐藤健さんは正統派のイケメンですが、濡れた髪のあいだからみえる、微笑がいいですね。(園田恵子)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2013年7月1日にクランクインし、2014年1月にクランクアップした『るろうに剣心』。公開に向けて準備がすすんでいます。下記は、『るろうに剣心』クランクアップ時の大友監督と佐藤健さんのツーショット写真とコメントです。撮影期間は6ヶ月、エキストラ延べ5,000人、さらには茨城・山形・熊本・滋賀・兵庫・京都・長野・栃木・千葉・神奈川・東京と全国1都1府9県に及ぶ全国縦断大規模ロケを敢行。総移動距離はなんと地球の半周分となる約20,000kmを記録! 撮影を終え、主人公・剣心を演じた佐藤健さんは「今回改めて剣心を演じる上で、剣心という人物をより深く考えていくうちに、どんどん思い入れが強くなりました。ここまで愛した役は初めて」と語っています。また「剣心っていう人間を客観的に見てみると、自分の中に住んでいる友達みたいな感じなんです。僕はその友達が大好きでほっとけなくて守りたくて、それほど剣心に対して愛情があって・・・すごい良い奴なんですよ。こういう感覚は初めてです。もちろんどの役に対しても愛情はあるんですが「もっと演じていたい」「ずっと演じていたい」と思えたのは初めてでした」と、改めて自分にとって剣心がどれだけ思い入れのある役であったかを明かしました。さらに、前作に比べ激しいアクションシーンが描かれている本作ですが、佐藤さんは「激しいアクションシーンが続いたので、常に怪我をする可能性はあって。何回もやれば大怪我をする可能性だってある。だからこそ、普通の現場よりもけた違いの集中力で現場にいなければいけないし、常に気を引き締めていないといけなかった」と、安堵の表情で本作が無事にクランクアップしたことについて述べました。また、今回本格的なアクションシーンに挑戦した武井咲さんは「前作に比べて練習の期間があったので、きちんとアクション練習に取り組めました。今回薙刀という新しいアイテムだったのですごく練習しがいがありましたし、動いていても自分の中でしっくりくる部分とこなかった部分がだんだんわかるようになって、すごく楽しくやっていました」と本作での自身のアクションの出来栄えに自信を持ってコメントを寄せました。(『るろうに剣心』公式サイトより)