監督:カルロス・アウヨ、マンディ・ジェイコブソン出演:ジャン=イブ・オリビエ、ウィニー・マンデラ、タボ・ムベキ2013年 南アフリカ映画4月12日より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開 1980年代アパルトヘイト下の南アフリカで世界的アイコンとなった故ネルソン・マンデラの釈放作戦「平和への策略」を、当時現地に滞在し、謎のフランス人ビジネスマンとして重要な役割を担ったジャン=イブ・オリビエを語り部に、関係者の証言を交えて解き明かしていくドキュメンタリー。フランス領アルジェリアに暮らしたフランス人(ピエ・ノワール)であるオリビエは、1962年のアルジェリア独立戦争後、フランスへ脱出するが投獄され、その経験から政治へ関心を抱くようになる。81年にアパルトヘイト下の南アを訪れたオリビエは、かつてのアルジェと似たような状況に反アパルトヘイトの精神に目覚める。投獄されていたマンデラを解放することが南アを平和に導くと確信したオリビエは、石油ビジネスで得た財産と広い人脈をいかし、秘密裏にフランス大統領に働きかけるなど、行動を開始する。配給:アニープラネット(C)INDELIBLE MEDIA PTY LTD