名誉招待:ソフィア ローレン 1961年に女優賞を受賞し、1966年に審査員長を務めたソフィア ローレンが、今年、カンヌ クラシックに名誉招待者として登場します。彼女が紹介するのは、自身の映画復帰作となるエドアルド ポンティ監督の『La Voce Umana』(The Human Voice)(2014年、25mm)です。同じ夜には、L’Immagine Ritrovataによってデジタル4Kで復刻されたヴィットリオ デ シーカ監督『ああ結婚』(Marriage Italian Style)(1964年、1時間42分)が上映される予定です。復刻は、Memory Cinemaによる L'Immagine Ritrovata研究所へのの賛助のもと、Cineteca di Bologna pour Surf FilmとTechnicolor Foundation pour Cinema Heritageとの協力によって行われました。
ソフィア ローレンの名誉招待、イタリアウウェスタンの誕生、『パリ、テキサス』(Paris, Texas)から30年、アンリ ラングロワへのオマージュ、グルジアの巨匠キェシロフスキのカンヌへのカムバック、第一次大戦期のレイモン ベルナールの知られざる作品、『Sayat Nova』(The Color of Pomegranates)の復元された色、そして世界中から集まった数々の復刻作品...。これが2014年のカンヌ クラシックです。 10年前、デジタル化の誕生によって現代映画とのかかわり方が大きく変わろうとしていた頃、カンヌ映画祭はカンヌ クラシックを創設しました。そして、このセレクションにより、世界中の製作会社や権利者、シネマテーク、国立保存センターは、遺産の再活用作業を活発化させることとなりました。 現在、公式セレクションに欠かせない部門となり、複数の国際映画祭にインスピレーションを授けているカンヌ クラシックは、復刻版で映画史に残る名作や往年の作品を紹介します。 カンヌ映画祭は、現代の観衆と映画の記憶とを結びつけるというミッションを掲げ、世界で最も大きな映画祭という威信をカンヌ クラシックで復刻作品のために役立てています。これにより、映画館、ビデオオンデマンド、または過去の偉大な作品のDVD/ブルーレイ版など、過去作品の新たな普及にもつながっています。 2014年のカンヌ クラシックには、22本の長編と2本のドキュメンタリー作品が選出されました。映画は権利者の意向に従い、2Kまたは4Kデジタルで上映されます。悲しむべきか喜ぶべきか、今回初めて、映画のフィルムで一般的な35mm版はカンヌ クラシックで上映されません。