川崎・憲剛、サポーターの大エール受け「ありがたかった」試合前、川崎・中村憲剛(左)と横浜M・中村俊輔(右)に風呂桶を贈った宍戸開(中央)=等々力(撮影・吉澤良太)(写真:サンケイスポーツ) 18日に行われたサッカーJ1の川崎-横浜M戦(川崎市・等々力競技場)で、川崎のサポーターたちが、ブラジルW杯日本代表最終メンバー23選手から漏れ、予備登録メンバーにまわった川崎主将のMF中村憲剛(33)に大きな声援を送った。 試合前のホーム側スタンドには、「GO KENGO」という特製横断幕と、背番号「14」の巨大な川崎ユニホームが登場。失意の中村を励ました。中村は試合後、「(心が)震えるというか…ありがたかった」と感謝。だが試合は悔しい0-3での敗戦となり、「代表から落ちた後だからこそ、しっかりしたプレーを見せたかったのに。力不足です」と無念の表情を見せた。 また試合後のスタンドでは川崎サポーター主催で、チームから悲願の代表復帰を果たした昨季J1得点王のFW大久保嘉人(31)を送り出す「壮行会」も行われた。大久保にも特製横断幕とともに大声援が。川崎サポーターの応援団「川崎華族」の代表・山崎真さん(34)らからは、「得点王」と金文字で書かれたチームカラーの水色の特大だるまも贈呈。片目を入れた大久保に、山崎さんは「日本の得点王から世界の得点王になってほしい」と熱いエールを送った。