行定 勲7月2日 切実な想いで書きます。『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』が公開されてまだ、12日。皆様の熱い感想を喜んでいます。観客の皆様の評価とは関係なく上映されている劇場が少ない為に観ることが出来ない!とご迷惑をおかけしている方もいらっしゃると思います。 『ぴあ満足度ランキング1位』を頂いて喜んでいるのも束の間、正直、上映回数が減らされている現状です。現実は厳しいです。 この映画、大型メジャー映画とは少し違い、大阪発で全国に広げようと始まった映画なので、宣伝費が少ないのです。劇場側は宣伝費をかけていない映画は客が来ないと考えます。そこで上映を減らす(例えば朝8:30とか、夜中に上映を移行させる)。観客はさらに足を運びにくくなる。この状況は悪化していく一方です。考えてみれば、これが普通なのかもしれません。しかし、映画を生みだした私たちにしてみれば必死で、なんとかこの状況を乗り越えないといけないのです。これは今後映画を製作し、公開して行く我々の大きな問題です。 だから、前売りを持っていらっしゃる方々や、観ようと思っていたという方は、無理を承知でお伝えしますが、なるべく早く劇場に足を運んくださると幸いです。そして、何度も観て頂いているリピーターの方々、この映画は細くても長く、夏休みまで上映して行こうと思っていますので、これからも応援よろしくお願い致します!私たちはまだまだ、諦めません! 明日から私は次回作の仕上げで、台北に一週間行きます。帰国後にトークショーなど考えていますので是非、『円卓』を盛り上げて頂けると嬉しいです。 『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』は、今の日本に一番大切なことを伝えたくて、創った映画です。芦田愛菜の演じる“こっこ”の素晴らしい経験を、一人でも多くの人に観て頂けると嬉しいです。 関西方面の上映は東京や他の地方に比べて上映は多いと思いますので、更に盛り上げてもらえると嬉しいです!よろしくお願いします!!!!