アラン・レネをめぐるいくつもの「居心地の悪さ」。2014年3月1日、フランスの映画監督、アラン・レネがパリ市内で息を引き取った。これに際し、アンスティチュ・フランセ東京では、同監督作を7作品(うち1作は別監督によるレネについてのドキュメンタリー)を上映する『アラン・レネ追悼特集』が5月9日・10日の2日間にわたって開催された。 本国では国葬にするべきだという議論も巻き起こったほど巨匠として遇されていたレネだが、日本での立ち位置はどうもおぼつかない。1950年代に勃興したフランスの革新的な映画運動“ヌーベルバーグ”の一翼を担ったものの、ゴダールやトリュフォーといった日本でも人気の監督たちが属していた「右岸(カイエ)派」ではなかったことが要因なのか(レネは「左岸派」)。いずれにせよ、レンタルビデオ店ではしばしば「アート系」(もっと悪い時は「その他」)なんていう闇鍋的な棚に、『ピンクフラミンゴ』と一緒に並べられてしまう『去年マリエンバートで』はかなり居心地が悪そうだ。その意味でも、レネを正しく日本に導入しようとするこのような試みはありがたい。詳細は下記までチェックイン![BRUTUS]http://xbrand.yahoo.co.jp/category/entertainment/12884/1.html