公開中の映画『革命の子どもたち』(シェーン・オサリバン監督)は、日本赤軍の最高指導者・重信房子とバーダー・マインホフ・グループ(後のドイツ赤軍)の創設者のひとり、ウルリケ・マインホフというふたりの女性革命家を、重信メイとベティーナ・ロール、それぞれの娘の視点で捉えたドキュメンタリーだ。映画は2人のインタビューを中心に、支援者たちの証言や膨大な資料映像を用いながら、女性革命家として、そしてその娘として生きることの特殊性を緊密に見せていく。当時、活動の中心を担った若者の年齢は現在、60代からやがて70代にさしかかろうとしているが、日本赤軍や「68年革命」の問題を、ドキュメンタリー映画で真正面から扱った例はあまりなく、そういう意味でも本作は貴重である。1969年生まれのシェーン・オサリバン監督は、一般にはテロリストと見なされている彼らの活動のどういう側面に興味を持ったのか。重信房子と聞いても、2001年の逮捕時、手錠の掛かった手を高く振り上げた映像のイメージしか知らないであろう、日本の若い世代に何を伝えようとしたのか。(取材・構成 佐藤寛朗 通訳=若井真木子)詳細は下記までチェックイン![neoneo web]http://webneo.org/archives/23592