【特集上映】9/27-10/3《映画監督鴨田好史 一周忌 in 京都》京都みなみ会館 » 「鴨田好史レトロスペクティブ in 京都」映画監督鴨田好史は、日活の契約助監督として、日活ロマンポルノの最盛期を支えてきました。とりわけ、神代辰巳監督の傑作群のほとんどでチーフ助監督を務め、神代自身が深い思い入れを生涯にわたって語った『恋人たちは濡れた』(1973年)や、神代のフィルモグラフィの中でも異形の名作として名高い『濡れた欲情 特出し21人』(1974年)などの脚本も執筆しています。 しかし、鴨田は日活で一本立ちすることなく、自主映画として制作した『精霊たちの祭』(1979年)がはじめての監督作品になりました。上映会場の確保にすら苦労したその作品の後で、80年代前半にはロマンポルノ(ただし、ピンク映画のプロダクションの製作による日活買い取り作品)を量産するものの、再び神代組の助監督になります。そして、神代の遺作となった『インモラル・淫らな関係』(1995年)でプロデューサー兼チーフ助監督を務めた後、その残フィルムで、短篇『路上』を監督しました。その後、Vシネマで数本を撮り上げましたが、1997年の『聖少女 濡れた花園』を最後に、映画を監督する機会はありませんでした。鴨田は長く、自らの青春を投影した『遠くまで行くんだ』という作品の企画を温めていましたが、結局、この作品も、鴨田の手で映画化されることはありませんでした。 行く先が定かならず、酒とともに無頼の生を送りながら、映画への熱情だけは決して失うことのなかった鴨田のもとには、若き相米慎二や根岸吉太郎ら、多くの映画人が集いました。ここ京都にも、彼を慕い、彼とともに映画を作った人たちがいます。 一周忌を機に、再上映されることのほとんどなかった鴨田の作品を、ここ京都で回顧上映し、多くのゲストを交えて、彼の映画への熱情を改めて確認したいと思います。詳細は下記までチェックイン!http://kyoto-minamikaikan.jp/archives/16851