駅馬車(1939) 監督:ジョン・フォード出演:クレア・トレバー、ジョン・ウェイン、アンディ・ディバイン1939年 アメリカ映画9月27日より、シネマート新宿にて公開 アメリカ映画界に燦然と名を刻む巨匠ジョン・フォード監督が残した傑作群の中でも、最高傑作と名高い西部劇の金字塔。1880年代のアメリカ西部、アリゾナからニューメキシコへと走る駅馬車を舞台に、先住民の襲撃や無法者との決闘などドラマチックなエピソードを盛り込みながら、駅馬車に乗った人々が織りなす人間模様を描き出した。主演を務めたジョン・ウェインは、本作で地位を確立。以降、アメリカ映画界を代表するスター俳優として活躍する。1939年・第12回アカデミー賞では、作品賞ほか7部門にノミネートされ、助演男優賞と作曲賞を受賞。同年の作品賞は「風と共に去りぬ」だったが、双方に出演しているトーマス・ミッチェルは、本作の酔いどれ医師ブーン役で助演男優賞を受賞している。ジョン・フォード監督生誕120周年を記念した2014年、デジタルリマスター版でリバイバル。配給:マーメイドフィルム(C)MCMXXXIX BY WALTER WANGER PRODUCTIONS, INCORPORATED. ALL RIGHTS RESERVED.静かなる男 監督:ジョン・フォード出演:ジョン・ウェイン、モーリン・オハラ、バリー・フィッツジェラルド1952年 アメリカ映画9月27日より、シネマート新宿ほかにて公開 米アカデミー賞で史上最多となる4回の監督賞を受賞し、「男の敵」「駅馬車」「怒りの葡萄」など不朽の名作の数々を残したジョン・フォード監督が、自身のルーツでもあるアイルランドの小さな村を舞台に、詩情豊かな人間関係を描き出したヒューマンラブストーリー。アメリカでボクサーとして暮らしていたシーン・ソーントンは、戦いの場から身を引き、故郷のアイルランドに戻ってくる。他人の手にわたっていた生家を買い戻し、静かに暮らそうと考えていたシーンだったが、村の大地主で乱暴者のレッドもその家を買い取ろうと計画していた。シーンは村に着いてすぐに出会った娘メリー・ケイトと恋仲になっていたが、彼女がレッドの妹であったことから、事態はさらに面倒なことになってしまう。主演はフォード作品に欠かせないジョン・ウェインとモーリン・オハラ。1952年・第25回アカデミー賞では作品賞ほか7部門にノミネート。フォードが4度目の監督賞を手にした。ジョン・フォード監督生誕120周年を記念した2014年、デジタルリマスター版でリバイバル。配給:マーメイドフィルム(C)1952 MELANGE PICTURES LLC. (C)2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHT RESERVED