決して被り物を脱がない風変りな男フランクをめぐる物語を手がけたのは、前3作『アダムとポール』(2004)、『ジョジーの修理工場』(2007)、『What Richard Did』(2012)がいずれも国際映画祭で高い評価を受けているアイルランド人監督レニー・アブラハムソン。
本作の脚本家でありジャーナリストのジョン・ロンソン(グラント・ヘスロヴ監督の2009年製作のコメディー映画『ヤギと男と男と壁と』の原作者でもある)が、1980年代後半の3年間、イギリスのミュージシャン兼コメディアンだったクリス・シーヴィー(2010没)扮する人気キャラクター“フランク・サイドボトム”が率いていたバンド「Oh Blimey Big Band」にキーボード奏者として在籍していた実体験に基づいている。