小規模公開の邦画が底力を見せている。「さよなら歌舞伎町」と「深夜食堂」だ。前者が18スクリーン、後者が80スクリーンながら、どちらの上映館も賑わっている。テレビで大々的に宣伝したわけではない。中身の面白さが、しっかり伝わっているらしい。 2作品の共通点は新宿を舞台にした群像劇であること。「さよなら歌舞伎町」は歌舞伎町のラブホテル。「深夜食堂」は新宿ゴールデン街を思わせる飲食店が軒を連ねる一角。そこで繰り広げられるそれぞれの人間模様が面白い。詳細は下記まで[日刊ゲンダイ]http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/157066