映画『抱擁』。 『ネムリユスリカ』や『夏の祈り』などのドキュメンタリ作家・坂口香津美が当時78歳の実母にカメラを向け、愛する者の喪失や自らの老いという現実に直面した1人の女性の生き方を捉えたドキュメンタリ。 伴侶との別れが引き起こす精神的混乱の中、38年ぶりに帰郷した鹿児島県種子島で再スタートを切る監督の母坂口すちえさんとその妹であるマリ子さんをめぐる人々の4年間にわたる葛藤の日々と、絶望からの再生をありのままに映し出す。 http://cinefil.tokyo/_ct/16817199