京都文化博物館フィルムシアターで開催中の、映画監督市川崑の世界。5月23日は『黒い十人の女』(1961)の上映が。見直すごとに新しい発見がある市川昆作品のなかでも、見応えがある作品です。女たちが一人一人、刺客のように現れる時の、その凄みーー。冒頭の写真は、ついに10人の女たちに詰め寄られて、絶体絶命の男性の様子が最高におかしい場面ですが、各場面の描写力のみごとさにも震撼する作品。http://cinefil.tokyo/_ct/16828326